第61番 定福寺
詳細
●本尊/阿弥陀如来 ●開山/行基菩薩 ●創建/神亀元年(七二四)
●所在地/高知県長岡郡大豊町粟生158 ●電話(0887)74-0301
紹介
【略縁起】
奈良時代に名僧行基によって創建された定福寺は、本尊阿弥陀如来坐像を始め、福寿開運の粟生聖天、日本唯一といわれる六体の笑い地蔵など多くの文化財が安置された真言宗智山派の古刹。寺域は山里の静寂に包まれた
閑静
なたたずまいで、併設された定福寺ユースホステルではユニークな五大修行を開催していることもあり、多くの外国人も訪れ、国際親善の一翼を担っています。
境内には、日本で七番目に設立された万葉植物園に蓮池があります。ここで毎年夏六月下旬〜八月中旬までの早朝から午前中あでやかな大輪の花を咲かせ、多くの人々を楽しませているのが「大賀蓮」です。二千三百年の眠りから覚めた「大賀蓮」の薄紅色の大輪の花に太古のロマンを見るようです。十一月上旬〜下旬まで境内五百本の紅葉まつりが行われています。
境内には大豊町立
民俗
資料館が開設され、約三千点が国の有形文化財の指定を受け、山村の生産
用具
が先人の心の遺産として伝えられています。