交通安全往来守護三度栗(さんどぐり)大師ご遺跡
【略縁起】
飛鳥の時代難波津(なにはづ)に四天王寺を創建(推古元年)し、百済へ帰国の仏師・工匠の船が暴風雨にあい、須崎大房浦に漂着した。其処に一宇を建立、正観音を安置し海上安全を祈念したのが創建の由来です。
【三度栗霊木】
弘仁十年、弘法大師御留錫の際、童児が採り集めた栗を一個所望されると、童は採った栗を全部捧げた。大師はその所業を嘉賞せられ、年に三度実るように祈念し、取り易きように枝を垂れさせたのが「三度栗大師」の起りです。
食わずの芋に食わずの貝、食わずの栗の辺りには、年三度の栗も実ります。
【行事案内】
■属星供養大祈祷…二月三日
■正御影お砂踏…旧三月二十一日
■佛生会お釈迦様…旧四月八日
■大般若経転読法要…七月十日
■先祖万霊供養会…十一月十二日 |
|