第47番 理正院
麻生の金比羅様
詳細
●本尊/大日如来 ●開山/弘法大師 ●創建/大同2年(807)
●所在地/ 愛媛県伊予郡砥部町麻生393 ●電話(089)956-4776
紹介
【略縁起】
当寺は大同年間(806年)今から約1190年前の国司と相図り堂守を建立本尊に大日如来座像を安置し東向山理正院有喜寺と称した。降って文治三年(1187年)約810年前に河野家一族に依って境内に金毘羅大権現の堂宇を創建し祈願所とした。以後代々の国主武将の尊祟を集め寛永年間に加藤左馬透嘉明公が山門堂守を再建し,山林田畑を寄進した。後大洲領となり後も領主の祈願所として保護を受け隆盛を誇った。今の山門や本殿は寛永年間のもので370年の風雪に耐えて昔の面影を留めている。更に一般の信仰も厚く多数の参詣者があり盛大であった。今も春の大祭新年の初詣で伊予十三佛霊場並に新四国曼荼羅霊場として遠近より大勢の参拝者がある。又境内の山頂は公園として老若男女を問わず四季の眺望を楽しんでいる。