第42番 遍照院
(厄除大師)
詳細
●本尊/聖観音 ●開基本尊/厄除大師 ●開山/弘法大師 ●創建/弘仁6年(815)
●所在地/ 〒799-2303愛媛県今治市菊間町浜89 ●電話(0898)54-3128
紹介
厄除大師遍照院は、弘仁6年(815年)真言宗の御開祖である弘法大師が42歳の御時、四国御順錫の砌、錫を留められたこの地に、不思議の霊瑞を御感見あらせられ,茲に機縁の勝運をもとめて一道場を開き、聖観音像を本尊として安置、また厄除けの秘法を修して自ら42歳の厄除けに、永く宋代請人厄除けの誓いを篭められ、御自身の御尊像を刻し、以て開基本尊厄除大師として安置、厄除の秘法を貽し給たし旧刹なり。
爾来、厄除大師霊像の功徳は愈々さかんにして、普く人の知るところとなり、毎年二月には、節分会厄除大祭が催され、地元はもとより、県内外より、厄除祈願に訪れる数万人の善男善女で境内は終日にぎわう。化財から往時の織盛が窺える。