第29番
明昌寺(浦島太郎の観音)
詳細
●本尊/聖観世音菩薩 ●開山/越智玉澄 ●創建/神亀5年
●所在地/
愛媛県新居浜市黒島2丁目7-70 ●電話(0897)46-3039
紹介
【由緒案内】
当寺の歴史は古く、千二百五十三年前、神亀五年聖武天皇御代、黒島神社別当寺どして、伊予国越智氏により創建された。 当初は黒鳥の北方の海辺に建てられた。その後四百年程して現在の黒島神社の所在地、宇田の頭に移築された。寛永二十年、明王天皇の病気祈願を命ぜられたその頃、宇田の頭より再度現在地 に移築され、諸堂の整った大寺として再建された。その時以来、寺号の西法寺を明王寺と改め、寺紋も皇室の御紋である、十六菊、五七の桐と成っている。 文化五年、失火により民家十六軒を類焼し寺全焼する。時の住職良然上人責任をとり自害する。滅後、懺悔の為地蔵菩薩に従って子供たちを守り人の世に尽くす事を遺言誓願する。 後、仏日上人境内地を五分の一に縮小し御代島の樹木を西条藩主松平頼啓公より戴き再建するも、老朽化激しく、平成三年新本堂建立する。