第15番 顕正寺
詳細

●本 尊/大日如来 ●開 基/生駒親正●再創建/慶長2年●所在地/763-0012香川県丸亀市土居町2丁目10-9 電話(0877)23-9371

紹介
【略縁起】
丸亀城の濫膓は慶長二年に起った。生駒親王が入封し、五年の歳月をかけて完成した。その嫡男一正の代に一国一城制の武家法度によって廃城となる。
顕正寺は丸亀城の鬼門除けに建立された。慶長二年(1597)のことである。憶うに、顕は験に通じ、親正の一宇を冠したことに丸亀城との関わりを垣間みた。
生駒氏四代のあとを嗣いだのが山崎家治である。寛永十八年に城を築き、高松藩における西讃の要とした。こうした挙措は松平を名乗る御家門が幸いしたのだろう。
顕正寺も頗る子熾盛した。秘伝の像からそれを窺うことができる。 現在、昔日の跡をとどめていないが、御堂には大日如来を本尊に、不動明王、弘法大師像を安置し、他に、愛染明王と毘沙門天を合祀していた。ところが最近の調査で古仏とわかり、災害を恐れて本寺の収蔵庫に移し、像の安寧を図ったという。
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