第13番 鷲峰寺
詳細

●本尊/千手千眼観世音菩薩 ●開山/鑑真和尚 ●創建/天平勝宝6年神亀元年●所在地/〒769-0105 香川県高松市国分寺町柏原632-3 電話(087)874-2374

紹介

【由緒・縁起】
 奈良時代、鑑真和尚はその山容がインドの霊鷲山に似ていることから、釈迦如来像(元本尊)を刻み、堂宇を建立した。天平勝宝6年(754)、これが鷲峰寺の開山である。
 貞観2年(860)、智証大師十七檀林の1つとして四海安鎮の勅願寺となった。嘉元4年(1306)、大和西大寺の長老慈心和尚信空が60余の僧侶を率いて大供養を修した。天正年間(1573-1591)、長曽我部氏の兵火により伽藍は焼失したが、難を逃れた仏像を仮堂に安置した。寛文元年(1661)年、高松藩主・松平頼重公はその名刹を惜しみ、三井寺の観慶阿闍梨(鷲峰寺中興1世)を住持とし、延宝4年(1673)、諸堂が再建された。昭和32年(1957)、庫裡は全焼したが、昭和35年(1960)に庫裡再建以後、祖師堂、客殿、収蔵庫、地蔵堂を整備した。平成4年に本堂が修復され、さらに護摩堂、鐘楼を新築し、平成11年には山門修理が完遂された。
 鷲の山には修業・悟りの道としてミニ四国八十八か所を配し、境内では、春は梅・桜・ヤブ椿、夏は菩提樹、秋は紅葉、冬は柊が咲き、四季の風情が豊かな寺である。

【関連HP】
■ 四国天台仏教のホームページ
http://user.shikoku.ne.jp/tendai/
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