第9番 玉泉寺
詳細

●本尊/日切地蔵菩薩 ●開創/弘法大師 ●創建/弘仁五年●所在地/769-2311香川県さぬき市造田宮西1022-2●電話(0879)52-3452

紹介
【略縁起】
造田の謂れは、古く讃岐の国造りに依る。あたりを日限御旧蹟といい一部に玉泉寺がある。俗に御休場ともいう。
縁起は弘仁五年(814)に遡る。弘法大師が四国霊場開創の途中、紫雲に光明を放つ霊石に感じて一宇を建立。地蔵菩薩を安置し、造田に勤しむ諸人の安心を願われた。時に告げて曰く。「末世の衆生は日を限って此の地蔵尊を念ぜよ。災厄苦難を救い、息災増益を守らせ給ふ。」と仰せられた。依って日限地蔵尊の信仰篤くして、四国霊場八十七番奥ノ院に定められたと伝う。
その後の変遷にあって旧観を失ったが、霊像の功徳はあらたかにして、現在の法幢を護持してきた。
境内は薬医門から上段に御堂が鎮まり、諸尊に手向けた灯明が揺れている。宛然、比叡山を照らす不滅の法灯のように、嚇灼とした輝があった。或は歴史の証明であろう。祈りも作法に則り、思惟瞑想とすることで適うだろう。
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