第7番 白鳥神社
詳細
●本尊/日本武尊 ●創建/天喜年間(1053)
●所在地/ 769-2702 東かがわ市松原69●電話(0879)25-3922
FAX(0879)25-3922
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紹介
・夏越(なごせ)祭
7月31日
茅の輪くぐり、花火大会で夕方より賑う
・観月祭
9月中秋
名月の夜
四万坪の白鳥の松原の中の舞台で芸能と抹茶の接待
・秋祭
10月6日
〜8日
御輿渡御(とぎょ)があり、無形文化財の虎頭(とらがしら)の舞の奉納などがある。
・菊花展
11月3日
前後2週間
三日の表彰式にはバザーなどがある。
・おみかん焼
12月8日
古い神札や神棚を燃やし、みかんをあぶっていただく。
【由緒など】
御祭神日本武尊(やまとたける)が伊勢で亡くなり、白い鳥になり,この地に舞い下りた。神陵を建てられたのが現在の白鳥神社。開運厄除・必勝祈願の神様として奉られている。白鳥温泉、猪熊邸などの観光地。
紺碧の彼方に小島が泛かぶ。白鳥海岸の景勝地は、遠く日本武尊の伝説がある。記紀神話による飛来説であるが、伝説は白鳥神社に由来し、その門前町として栄えてきた。日本武尊は大和朝廷を確立させた英雄といってよいだろう。主な神話に、クマソ征討、草薙剣といったものがあるが、この神話から生まれたのが天皇を象徴する"三種ノ神器"である。昭和天皇の崩御にあたり、皇位継承の儀式で用いられたことは記憶に新しいところである。
一方、武尊の不運は近江の伊吹山でおきた。病に倒れ、都へ向かう途中に伊勢で薬ったが、このとき魂は白鳥と化して天空に舞い上ったという。白鳥神社由緒記から、創建の条を剔出してみよう。白鶴に化し西方に飛び去る。棺内には只衣冠のみ空しく存す。その白鶴は大和国琴弾原に、更に讃岐国大内郡鶴内の里に止り給ふ。依って此の所に神陵を建てさせ給ふ。仲哀天皇の御世に神を建て封戸を寄せらる。以来、崇敬を深くして現在にいたった。